水道水を使う水道直結型のウォータースタンドは、水が使い放題なのですが、本当にお得なのでしょうか?
実は、損することもあります。
この記事では
- ウォータースタンドは飲み放題?
- ウォータースタンドはお得なの?
- ウォータースタンドのメリット・デメリット
を紹介します。
ウォータースタンドは飲み放題?
ウォータースタンドは、水道水を使う次世代型ウォータースタンドと言われています。
ウォータースタンドが、なぜ水が「飲み放題」と言われているのでしょうか?
どんなウォーターサーバーでも、水は欲しいだけ飲めるので「全部のウォーターサーバーは、飲み放題」ではないでしょうか。
ウォータースタンドが飲み放題と言われる理由があります。それは、たくさん水を使ってもお金がかからないからです。お金がかからないと言っても0円ではありません。
水道水だけと使うので、お金がかからないのです。水道水は、1L0.24円(東京)だから、100L使っても24円程度です。もし、天然水ならいくらかかるのでしょうか?
天然水は12リットルで1,500円前後の水料金がかかります。これを1Lに換算すると約125円です。
コンビニで買うペットボトル水は500mlボトルで、100円前後です。なので、1リットルだと200円かかります。スーパーの2リットルペットボトルでは安売りでも90円だから、1リットル45円です。
圧倒的に、水道水の1リットル0.24円はダントツに安い水料金なのです。
その水道水は、世界でもトップクラスの「安全でキレイな水」だから、とってもお得なのです。
この水を使うウォータースタンドなので、水が使い放題というイメージになるのでしょう。
天然水の水料金に対してウォータースランドが使う水道水は安く使えるので、水が飲み放題と言われている理由です。
ウォータースタンドはお得なの?
ウォータースタンドが本当にお得なのでしょうか?
「ウォータースタンドでレンタル料金が一番安いタイプは「メイト」で、月額2,728円(税込)です。売れ筋のウォータースタンド「ネオ」は、月額4,378円(税込)です。
メイトは温水と冷水の機能がないので常温水の浄水器です。なので、電気代がかからないのでランニングコストでは電気代約1,000円/月が削減できます。
ウォータースタンド「メイト」は、いったいどれ位お得なのでしょうか?
メイトのレンタル料金月額2,728円(税込)なので、100円のペットボトル水なら27.28本分ですね。月にペットボトル水を28本以上使うならお得になります。
ネオの場合はレンタル料金が月額4,378円だから、100円のペットボトルなら43.78本です。月に44本以上使うならお得になります。
メイトの場合、ペットボトル28本は、500mlのペットボトルを1日に約1本買うなら、お得になります。
ネオの場合は、同様に1日に1.5本、つまり3日で2本程度買うなら、お得になります。
計算上ですが、結構なお得感ではないでしょか?
理由は、ウォータースタンドは1日にペットボトル1本や2本以上に、水がつかえるので、使えば使うほどお得になるからです。
ウォータースタンドのメリット・デメリット
ウォータースタンドにはメリットとデメリットがあります。
メリット
メリットは、先に説明した通り、水代が水道水だからお得なことです。
水道水を使うので、一般のウォーターサーバーのようにボトルが不要となります。ボトルがあると、大変なことがあります。
水のボトルを宅配で受け取り、セットして、水が無くなったらボトルを交換することです。保管する場所も必要です。また、使い終わったボトルは返却する場合もあるし一般ごみで廃棄するタイプもあります。いずれにしても、ボトルの処理が必要となります。
ウォータースタンドは、これらの作業がいらないのが最大のメリットとなります。
もう一つのメリットは、レンタル料金が定額制でそれ以外の支払いは無いのです。初期設定の費用や、メンテンナンス料金の費用まで、すべてレンタル料金に含まれています。
なので安心して水を使うことができるのがメリットです。
デメリット
デメリットは、水道水を使うので工事が必要となります。工事とは、キッチンのシンク周りなどの水道が使えるところから細いホースをウォータースタンドにつないで使います。そのための、接続工事となります。約1時間以内で完了することが一般的です。
もちろん、工事代は全てレンタル料金に入っているので支払いはありません。
もう一つのデメリットは、水の貯蔵ができないのです。水のボトルがないのでボトルでの保存ができません。もちろん、ウォーターサーバーに入っている水は使えますが長期的になる停電などでは、水の量が十分ではないので、別に非常用の水を用意することが必要となります。
まとめ
ウォータースタンドの飲み放題についてのメリットとデメリットを紹介しました。
メリットとデメリットをまとめると次のようになります。
- メリット1:水道水なので水のコストはとっても安い
- メリット2:レンタル料が定額制なのでお金がそれ以上かからない
- デメリット1:初期設置の工事が必要
- デメリット2:水の備蓄ができない
水をたくさん使う方には、とってもお得なのがウォータースタンドです。なので水を使わない方にはお金がかかることになります。
その分岐点は、1日に500mlの水のペットボトルを1~2本以上使う方はお得です。