浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリットとは?

水道水サーバーの知識
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水道水を使う浄水型ウォーターサーバーはどうなんでしょう?

どんなメリットデメリットがあるのでしょうか?

この記事では

  • 水道水を使うウォーターサーバーとは?
  • 水道水ウォーターサーバーのメリット
  • 水道水ウォーターサーバーのデメリット

を説明します。

水道水を使うウォーターサーバーとは?

ウォーターサーバーには2つの種類があります。

ひとつは今回説明する水道水を使ったウォーターサーバーで別名「浄水型ウォーターサーバー」とも呼びます。

このタイプは水道水から有害物質や汚れなどの不純物をフィルターで取り除きキレイで安全な水にします。

もう一つは天然水ウォーターサーバーです。

別名「ボトル型ウォーターサーバー」と言ったり「宅配水ウォーターサーバー」と言ったり様々な呼び方がされています。

このタイプは、天然水がつまった水ボトルを宅配で配送してウォーターサーバーにセットして使います。

浄水型ウォーターサーバーのメリット

浄水型ウォーターサーバーのメリットは5つあります。

  1. 断水にならない限り水は使い放題
  2. 水道水なので水料金が安い
  3. ボトルを使わないのでコンパクトな大きさ
  4. ボトル交換、保管、廃棄、注文が不要
  5. レンタル料金が定額制

断水にならない限り水は使い放題

水道にサーバーをつないで使います。

そのため、水道が断水にならなければきれいな水が使い放題となります。

水道水なので水料金が安い

天然水に比べて水道水の料金は安いです。

東京なら1リットル換算で約0.24円です。天然水は1リットル換算100円~150円なのでその安さが分かります。

ボトルを使わないのでコンパクトな大きさ

浄水型ウォーターサーバーのメリットは水のボトルが無いことです。

そのため本体全体が軽くなり置き場所にも困りません。

さらにボトルがないことから本体の大きさもコンパクトになりキッチンカウンターなどにも置ける卓上型も選ぶことができます。

ボトル交換、保管、廃棄、注文が不要

水ボトルを使うウォーターサーバーでは、水が無くなると注文したり、宅配で届いたボトルを保管したり、宅配でも受け取り、使い終わったボトルの処理などが発生します。

しかし、浄水型ウォーターサーバーのメリットはボトルが不要だから、これらの処理が全くいらないことです。

レンタル料金が定額制

浄水型ウォーターサーバーのメリットは、レンタル料金が定額制ということです。

浄水型ウォーターサーバーは水道料金を別途自分で支払うのでメーカーに支払う水料金代はありません。

なので、ウォーターサーバーの本体のレンタル料金だけを支払うのが一般的です。

レンタル料金にメンテナンス料を含んでいるメーカーもあれば、メンテンナンス料金を別にしているメーカーもあります。

浄水型ウォーターサーバーのデメリット

浄水型ウォーターサーバーにはデメリットもあります。

それは、水道水を使うので近くに水道があることです。

機種によっては数十メートル離れていても使えるものもあります。住宅の状況で変わります。

浄水型ウォーターサーバーは水ボトルを使わないので、災害時用に水ボトルを備蓄することができません。

別途災害用に用意することが必要です。

水道水を使うので長期間断水すると使えなくなります。

一時的ならばサーバーにたまっている水が使えますが数リットル程度となります。

水道水を使うので天然水ではありません。

ミネラル豊富な天然水を使うなら天然水のボトル型ウォーターサーバーを選ぶことになります。

まとめ

ここまで浄水型ウォーターサーバーのメリットとデメリットを説明しました。ポイントをまとめると次の通りです。

  • 浄水型ウォーターサーバーは水料金が安く使い放題
  • ボトルが無いので注文・保管・交換・宅配受取が不要

また、注意点は水道が断水すると使えないことと天然水ではないことです。

浄水型ウォーターサーバーを選ぶのか天然水ウォーターサーバーにするのかは、それぞれの事情や目的でかわりますので、今回説明したポイントをもとに選べば後悔はしません。