水道直結型ウォータースタンドにおすすめの設置場所はあるのでしょうか?
今回はウォータースタンドを導入する場合に、
- ウォータースタンドの設置工事
- おすすめの設置場所
- 設置場所を相談する方法
使いやすい設置場所や設置方法などを詳しく解説します。
ウォータースタンドの導入で検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
ウォータースタンドの特徴
初めにウォータースタンドの特徴についてポイントを2つ紹介します。
水道直結型ウォーターサーバー
ウォータースタンドは、水道水を使う「水道直結型ウォーターサーバー」です。水道とウォータースタンドを細いチューブでつないで使います。
世界でもトップクラスの安全性を誇る日本の水道水を使うので安心です。
しかし、水道水には殺菌用の塩素が含まれていて独特の臭いや味がします。また、古い水道管や貯水タンクを通ってくる場合には、水道水に不純物が混入したり汚れたりしていることがあります。
水道水を高度なフィルターできれいに不純物を取り除き、安全でキレイな水を作るウォーターサーバーが「ウォータースタンド」です。
定額制レンタル料
ウォータースタンドは定額制のレンタル料金です。毎月決まったレンタル料金を払うだけで、その他の料金を支払うことはありません。
フィルター交換、定期メンテナンスサービス、製品保証(故障修理対応、経年劣化時の本体交換)はレンタル料金に含まれています。
ウォータースタンドは設置工事が必要
ウォータースタンドは導入する時に設置工事が必要なウォーターサーバーです。
どのような設置工事が行われるのか解説します。
ウォータースタンドの設置工事とは?
ウォータースタンドを利用するためには、水栓や給水管のつなぎ部分から分岐部品を使用して直接分岐をします。そして、本体と接続する方法を推奨しています。
水栓形状によっては設置工事ができないケースや、蛇口に直接分岐ヘッドを取り付ける場合あります。事前にウォータースタンドのスタッフの方に相談することができます。
水栓からの設置場所までの距離
ウォータースタンドの設置工事は、水栓に分岐部品をとりつけて細いチューブでウォータースタンドにつなぎます。
チューブの長さは、プレミアムシリーズで は約5m位まで、ナノシリーズでは10m以上離れた場所でも設置ができます。※水圧により差が生じる可能性があります。
水栓からの分岐
ウォータースタンドを設置する環境に合わせて分岐水栓の取付けを行います。食洗機との併用もで来ますが、念のため事前に相談することをおすすめします。
分岐するためにしようした分岐部品の料金はかかりません。
ウォータースタンドを取り外す場合は、 分岐金具を取り外して元通りに(原状復帰)することができます。
チューブの配線処理について
水栓とウォータースタンドをつなぐチューブは、ナノトラップフィルター型とROフィルター型の場合で少し違いがあります。
ナノトラップフィルターの場合
ナノトラップフィルターの機種を取り付ける場合は、水栓とウォータースタンドをチューブでつなぐだけです。
そのほかに、100Vのコンセントにコードを差し込みます。近くにコンセントが必要になります。
ウォータースタンドには、電気を使わないタイプもあるので、その場合は電源は不要です。
ROフィルター(逆浸透膜)の場合
ROフィルターを使う機種を取り付ける場合は、水栓とウォータースタンドをチューブでつなぐのと、もう一つ廃棄水用のチューブの処理が必要になります。
ROフィルターでは逆浸透膜で浄水するので、廃棄水が発生します。その水を廃棄するためのチューブが必要となります。その他に100Vのコンセントが必要です。
設置工事の料金
ウォータースタンドの設置工事の料金は、レンタル料金に含まれていますので、別途支払いはありません。
引越しなどでウォータースタンドを移設する場合でも、費用は無料です。
ただし、ウォータースタンドの代理店による対応の場合には、移設費用がかかる場合もあります。
設置工事にかかる時間
ウォータースタンドの設置工事にかかる時間は、およそ60分~90分程度です。
つなぐ水栓の形状によっては、多少の時間に違いが生じる場合もあります。
おすすめの設置場所はどこ?
ウォータースタンドは、水が使い放題ですから、飲用ばかりではなく料理や野菜の洗浄などにも使えます。
設置場所でおすすめなのが、キッチンカウンター、調理台、ラック(無償貸出)の上などです。
もともと卓上型のためこれらの上に置いてご利用することができます。
水道からの設置場所までの距離に関しては、商品のタイプによって異なります。
プレミアムシリーズでは水栓から3~5mで、ナノシリーズでは10m以上設置場所が離れていても設置が可能です。
接続する水道の水圧によって設置場所までの距離は前後する場合があります。
そこで、設置場所の詳細な確認を希望する場合は、ウォータースタンドの専任担当者が対応してくれます。
調理台を設置場所にする場合

キッチンの調理台の上にウォータースタンドを置きます。水栓に分岐部品を取り付けチューブをはわせてウォータースタンドにつなぎます。その間はモールでカバーします。
収納台を設置場所にする場合

キッチン台の背面などの収納台(作業スペース付の食器棚などもあります)にウォータースタンドを置きます。
水栓に分岐部品を取り付け、壁側の床を伝わせてチューブをはわせてウォータースタンドにつなぎます。その間のチューブはモールでカバーします。
キッチンと離れた設置場所に置く場合

キッチン台と離れた設置場所にある台の上にウォータースタンドを置きます。
水栓に分岐部品を取り付けて床を這わせてチューブをウォータースタンドにつなぎます。床の上を通るチューブはじゃまにならないように床用モールでカバーします。
シンクの下からチューブを分岐する場合

キッチンのシンクの下にある水栓から分岐してチューブをつなぎ、別の設置場所にあるあるウォータースタンドにチューブをつなぐ方法です。
シンクの床上にホースをはわせてるのでじゃまにならいようにモールでカバーします
よくある質問
ウォータースタンドに関する質問をまとめてみました。
賃貸住宅でも設置が可能ですか?
ウォータースタンドの設置工事は、水栓や給水管のつなぎ部分に分岐部品を付け足すだけの簡単な作業です。
引越しなどで取り外すときには、元に戻すことが可能です。なので賃貸住宅でも設置工事は可能です。
ただし、水栓形状によっては設置工事ができない場合があるので、事前にスタッフさんに相談して確認しておきましょう。
食器洗い機があっても設置できる?
食洗機を使っていても、ウォータースタンドは基本的には取り付けが可能です。
食器洗い機がどのように設置されているのかを、事前にスタッフさんが確認した上で、ウォータースタンドの取り付け方法を案内してくれます。
原水が井戸水でも使えますか?
飲用井戸水検査により飲用可となっている場合、プレミアムシリーズ(ROフィルター搭載)のみが利用可能です。
アルカリ整水器を使っているけど両方使える?
現状の蛇口や水栓と、使用しているアルカリ整水器を調べてから使用可能かどうかを確認します。
設置場所を相談したいとき
設置場所を相談する方法には「無料訪問診断」と「ショールーム」があります。
申し込み方からその後の流れを紹介します。
無料訪問診断を利用する場合
ウォータースタンドの設置場所につい相談したい方は、無料訪問診断という方法があります。
1.水栓の確認 取り付けができるかの確認
国内のほとんどの水栓に取り付けが可能です。
まれに通常の方法で取り付けできないケースがアリアス。その場合、別の取り付け方法を提案してくれます。まずは、取り付けができるかどうかのチェックをします。
2.設置場所についての相談・提案
自分で設置場所を検討する場合、時間がかかったり悩んだりするケースが少なくありません。
専任アドバイザーが、設置場所をいくつか提案してくれるので検討がスムーズに進みます。
3.製品・サービスについての詳しい案内
機種の選定で迷っていたり、家族でいっしょに説明を聞きたい場合などは、対面でも相談ができます。
4.導入の段取り・スケジュール
申込みが決まっていない場合でも、導入までの段取りを案内してくれます。
無料訪問診断を申込む方法
設置場所の相談は、公式サイトのある「電話でオペレータに相談」で申し込んでみましょう。
あるいは「オンライン申込み」からウォータースタンド申込みフォーム欄の「ご質問・要望など」に「無料訪問診断」の希望を記入します。
ウォータースタンドの新規申込み用ですがここからも可能です。
ショールームで相談する方法
「ちゃんと説明を聞きたい」「契約を検討している」という方は、ショールームの予約をおすすめします。
待ち時間が無いのがメリットです。
検討中の方は、60分~90分程度滞在するケースが多いようです。担当アドバイザーが対応してくれるので、設置場所や機種、設置工事等を詳細までよく理解できます。
詳細は、公式サイトからご確認ください。
まとめ
ウォータースタンドの設置場所について詳しく解説いたしました。
どこに設置するのが良いのか、一度ショールームか公式サイトから問い合わせてみることをおすすめします。
専門スタッフが、ノウハウをもっているので短時間で最適なウォータースタンドの設置場所がみつかります。